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Motocross



国内最高峰クラスIA-1のスタート


モトクロスは、土や砂などの未舗装地コースを、横一線に並んでスタートして周回し、順位を競う二輪レース。コースは、丘陵や山の斜面に設けられていることが多いので、自然の地形を生かしたアップダウンと人工的に配されたコーナーとジャンプを、各ライダーがいかに攻略しながら「速く走るか」が、最大の見どころです。

マシンは、モトクロッサーと呼ばれる競技専用に開発されたバイクを使用します。




国内最高峰のIA-1、若手中心で競われるIA-2

国内最高峰大会となるのが全日本モトクロス選手権。1967年にシリーズ戦がスタートし、今日に至っています。出場できる選手のライセンス区分や性別、年齢によってわけられています。

その最高峰クラスIA-1は国際A級ライセンスを所持する国内トップライダーたちが総排気量290~450ccまでの4ストロークマシン、または175~250ccまでの2ストマシンがハイレベルなバトルを繰り広げます。

またこの国際A級ライセンスのクラスには、若手が中心となって総排気量175~250ccまでの4ストロークマシン、または100~125ccまでの2ストマシンで競うIA-2もあります。

ライセンス区分でIAの下に相当するのがIB-OPEN(国際B級)。総排気量175~250cc、290~450ccまでの4ストロークマシン、または100~125cc、175~250ccまでの2ストマシンが参戦できます。

全日本選手権のIA-1、IA-2、IB-OPEN各クラスは日曜日に2回の決勝が行われ、それぞれヒート1、ヒート2と呼ばれ、両ヒートの合計獲得ポイントで総合順位が決まります。



IA-1クラスチャンピオン


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IA-1クラス先頭グループのコーナー/p>




レディースモトクロス

また、2000年にMFJ選手権として開始された女性ライダーばかりのレディースクラス。2ストローク85ccまたは4ストローク150ccのマシンが使われます。決勝レースは15分+1周の1ヒート制。エンジンの排気量が少ないだけでなく、ホイールサイズもIAやIBで使用されるマシンと比べて小径。このため車体は、ひとまわり以上もコンパクトですが、だからといって扱うのが極端にイージーというわけではありません。たとえば車体が小型軽量なぶん、クイックな動きをするため、これに対処するライディングスキルが求められます。ヘルメットを脱げば“女子”ですが、レースに賭ける意気込みは男性同様。闘志むきだしの走りに、思わず大きな歓声を上げてしまうこと必至です。



全日本モトクロス選手権では、熱いレースばかりでなく、パドックに設置されたブースや各チームのテントも、見どころとなっています。しかも、入場チケットがあればパドックへは自由に出入りできるので、気軽に楽しめてしまうんです!

ファクトリーチームやメーカーのパドックブースでは、お昼休みの時間を利用してトークショーやサイン会などが開催されたり、応援用のフラッグやライダーのポスターなどが配布されていたりします。もちろんプライベートチームの中にも、応援してくれるファンのために、ステッカーやポストカードといった記念グッズを用意しているチームがあります。

一方でライダーたちは、レース前後の慌ただしい時間でさえなければ、気軽にサインや写真撮影に応じてくれることでしょう。ライダーがとてもフレンドリーで、ファンとの距離感が近いのも、全日本モトクロスならではの魅力です!