夏に向けたレディースライダーの闘い – 2019 鈴鹿サンデーロードレース 第2戦
6月8日(土)・9日(日)、三重の鈴鹿サーキットで鈴鹿サンデーロードレース 第2戦が開催されました。
8耐へのラストチャンスのトライアウトや8耐(併催の4耐)に向けてということもあり、多くのエントリーがあった大会となりました。
女性ライダーも多くエントリー、全日本のJ-GP3クラスに参戦する中山愛理選手や三好菜摘選手の姿も。
菜摘選手はJSB1000インタークラスに愛理選手はなんとST600とJP250にエントリー。
土曜日はST600の予選、JP250予選、ST600決勝・・・とタフネスさを見せていただきました・・・凄い。
二人とも8耐の参戦でしょうか?
レディースライダーたちも虎視眈々と鈴鹿の夏を狙っているようです。
■ インターJSB1000
予選結果
43位 #52 三好 菜摘(Honda浜友会 浜松エスカルゴ)2’23.040
決勝結果
37位 #52 三好 菜摘(Honda浜友会 浜松エスカルゴ)
※フィニッシュライン不通過
■ ST600
予選結果
9位(INTクラス4位) #22 中山 愛理(TEAM SHOTA)2’19.802
決勝結果
15位(INTクラス5位) #22 中山 愛理(TEAM SHOTA)
■ J-GP3
→ 桐石 瑠加選手コメント
天気予報もどんどん変わり、大雨から始まったウィークでしたが、まさかの土曜の予選は晴れ。
予選は序盤にタイムを出してそこからは位置取りミスで中々タイムを更新できず終了。
納得のいく予選ではありませんでした。
そして、決勝はやはり雨!!レインが苦手なので不安でしたが監督と藤井アドバイザーのおかげで、最後まで諦めず走り切る事ができました。
ファイナルラップで2台パスし、ポイント獲得する事ができました。
今週末は岡山ロードレースなので、それに繋がるレースになりました。
今回もたくさんの応援ありがとうございました!!!
予選結果
18位(NATクラス14位) #17 桐石 瑠加(Team HIRO&チャレンジフォックス)2’25.704
決勝結果
10位(NATクラス9位) #17 桐石 瑠加(Team HIRO&チャレンジフォックス)
■ JP250 4時間耐久
→ 笠井 杏樹選手コメント
2019 鈴鹿・近畿選手権シリーズ第2戦 鈴鹿サンデーロードレース
ナショナルJP250 4時間耐久レースに出場しました!
速いバイクを作ってくれたTEAMの方々 応援してくれた皆さん なんと優勝できました! しかもポールポジションのオマケ付きです。鈴鹿サーキット50年の歴史の中で、女性ペアの優勝は初らしい・・・ 私もついにレジェンドの仲間入りみたいです。
この場をお借りしまして 皆さんに御礼を申し上げたいと思います。
本当にありがとうございました!!
さてその内容といえば・・・ 私にとって悲喜交交でした。
予選は、チームメイト千彩都ちゃんが、第1ライダーでダントツタイムを叩き出してくれました。凄いです。敵じゃなくて本当に良かったなんて思いながら、これは負けられないって言うか?むしろ これでポールが取れないと洒落になりません。
気合一発で挑んだ予選では,自己ベストを早々に更新できたのに勢い余って転倒 大切なバイクを壊してしまいました。ああ~なんという情けなさ 3周目ですよ。しかも赤旗中断 ご参加の皆さん本当にごめんなさい。直してくれたスタッフのみんな! 助かりました!本当にありがとう。
幸い 第2ライダー組を2番手で終了し 無事ポールが取れてホッとしました。
そして 迎えた決勝 天候が心配です。
千彩都ちゃんは ドライもウエットも抜群のペースで走行(速すぎです)TEAMも完璧なピットワークで約1分30秒でタイヤ交換と燃料給油を完了させて、約2周のアドバンテージを作ってくれました。
そして、私が最終スティントを担当します。そんなに緊張していたわけでは無いのですが、得意のウエット走行・・・のはず でも全く乗れません 焦りました。
理由はわかりませんが,ドライタイヤで走ったタイムより遅いタイムしか出なくて情けないやら悲しいやら,ただただ転ばないように慎重にゴールを目指しました。そして なんとか逃げ切って優勝。 嬉しいというより ホットしたのが正直な感想です。
ついでに全く周りが見えていなくてダブルチェッカー・・・しました。オフィシャルの方ごめんなさい!!
昨年は、参戦初年度 初のフルコースレースで、必死に周りを追いかけました。
今年も全く同じような感じです。まだまだ修行が足りません。立ち止まってる時間もありません。
もっと速くなりたいです。
次回は突き抜ける青空のような優勝します。
皆さん これからも応援よろしくお願いいたします。
→ 桐石 世奈選手コメント
レースウィーク初日はレインでの走行となりましたが、予選は天候が変わりドライでのアタックとなりました。しかしとても風がキツく、いつも通りの走りをできずに予選を終えてしまいましたが、ペアライダーの活躍により、2 位で終了。迎えた決勝はドライでスタートしましたが、1時間半を過ぎたあたりで雨が降り出してしまい、そこからはレインでの走行となり、とても難しいコンディションとなりました。結果は7位と悔いは残りますが、シリーズに必要なポイントを獲得できたのは大きな収穫だったと思います。次戦からはスプリントレースとなりますが、この耐久で得たものを活かして頑張っていきます。
この耐久に参戦するにあたり、たくさんサポートして頂いたチーム監督をはじめ、多くのスポンサーの皆様に感謝しています。本当にありがとうございました。
今回も沢山の応援ありがとうございました。
→ 平野 佑果選手コメント
マシンも初めて、耐久レースも初めてのドキドキのレースでしたが、耐久レースの経験豊富なCLUBモトラボEJの頼もしい皆さんのおかげで目標15位以内で完走することができました。
タイヤ交換と給油作業もスムーズでチーム力での結果だと思っています。ありがとうございました。
今回も沢山の応援ありがとうございました。
予選結果
1位(NATクラス1位) #43 TEAM TECH2+GOSHI Racing 片山千彩都 笠井杏樹 2’33.751
2位(NATクラス2位) #17 Team HIRO&チャレンジフォックス 桐石世奈 尾野郡司 2’34.842
3位(INTクラス1位) # 7 TEAM AGRAS with NOJIMA 中澤晧平 中山愛理 2’34.960
24位(NATクラス21位) #46 CLUBモトラボEJ 藤田徹 平野佑果 2’40.838
※予選タイムは2名のAve Timeとなります。
決勝結果
1位(NATクラス1位) #43 TEAM TECH2+GOSHI Racing 片山千彩都 笠井杏樹
7位(NATクラス7位) #17 Team HIRO&チャレンジフォックス 桐石世奈 尾野郡司
12位(NATクラス12位) #46 CLUBモトラボEJ 藤田徹 平野佑果
37位(INTクラス4位) # 7 TEAM AGRAS with NOJIMA 中澤晧平 中山愛理
PHOTO & Special Thanks H.WAKITA