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采千夏選手がトップチェッカーを受けるも無念の失格!! 波乱の筑波ロードレース選手権 最終戦(第4戦)

10月7日(土)、ようやく訪れた秋晴れの下に筑波サーキットで2023筑波ロードレース選手権第4戦が開催され、3クラスに4名のモトレディースがエントリーしました。

注目のTC400クラスでは第2戦、第3戦と連勝中の梶山采千夏選手がチャンピオンを懸けて運命の最終レースに臨みます。

ところが、予選開始早々に他車の転倒に巻き込まれ、ライダーとマシンに相当なダメージを受けてしまい、その後の予選を走ることができませんでした。

 

そして15周の決勝レースを迎えます。采千夏選手はチームクルーに支えられながらグリッドに着くも、明らかに回復には程遠く痛々しい様子。

予選で充分な力を見せることが叶わず後方の14番グリッドからのスタートになりましたが、ここで怯むような采千夏選手ではありませんでした! 

どんな状況でも前へ前へと挑みます。スタート後、驚異的な序盤の追い上げを見せ、早くも3週目には3位で戻ってきました。

その後もトップグループの中で順位を入れ替えながら、レース中のベストラップをマークするなど、

アクシデントの影響をはねのけてトップチェッカーを受けたのでした!

 

しかし、ガッツポーズも束の間の夢?! 物語には残酷な結果が隠されていました。

修復したマシンにフロントフェンダーが未装着だったために車両規定違反で「失格」と裁定されました。

悔いの残るレースではありましたが、采千夏選手の速さと気持ちの強さを改めて見せつけてくれました。

 

これで、2023年の筑波ロードレース選手権が終了。

各クラスに参戦されたライダーの皆さん、それを支えたチームの皆さん、オフィシャルの皆さん、一年間、お疲れ様でございました。

来シーズンもたくさんの夢を見せていただきたいと思います。

 

 

TC400/TC250

 

TC400/TC250クラスの予選結果

14位 (TC400 7位) #6 梶山 采千夏 (PGJ aprilia レーシングプロジェクト) 1’04.686

予選リザルト 

 

TC400/TC250クラスの決勝結果

失格 #6 梶山 采千夏 (PGJ aprilia レーシングプロジェクト)

決勝リザルト 

 

 

 

J-GP3

 

J-GP3クラスの予選結果

6位 (NAT 5位) #17 永山 陽梨 (SUNNY MOTO PLANNING) 1’01.860

8位 (NAT 7位) #25 藤原 雫花 (Team MARI B-TRIBE RACING) 1’02.719

予選リザルト 

 

J-GP3クラスの決勝結果

8位 (NAT 7位) #25 藤原 雫花 (Team MARI B-TRIBE RACING)

10位 (NAT 9位) #17 永山 陽梨 (SUNNY MOTO PLANNING)

決勝リザルト  

 

 

 

JP250/CBR250RR Dream CUP

 

JP250/CBR250RRクラスの予選結果

9位 (NAT 7位) #6 土屋 真理 (Team2436go & ワークマン女子) 1’07.264

予選リザルト 

 

JP250/CBR250RRクラスの決勝結果

7位 (NAT 6位) #6 土屋 真理 (Team2436go & ワークマン女子)

決勝リザルト 

 

 

 

PHOTO & Special Thanks Shin.Suzuki


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